世の中では高気密高断熱に加えて、家電や住宅設備の自動制御による効率化をするスマートハウスなる言葉も浸透してきました。
我が家の場合も、アレクサ+スイッチボットで温湿度からエアコンの制御などを試していますが、難しかったり面倒くさかったり。たぶん、できない人も多いのではないかと思います。
もっと簡単に、毎日決まった時間にエアコンをオン・オフできるだけでもいいのに・・・
と思っている方に、今回はほとんどのエアコンで使えるプログラムリモコンを紹介します。
エアコンを決まった時間にオンオフしたいだけ
快適性を追求するのであれば温湿度センサーを設置し、エアコンなどを自動制御するのが一番です。
今回は、そんな難しいことではなく
「毎日決まった時間にエアコンのオンオフができればいいのに・・・」
と、思っている方向けに簡単な方法です。
朝起きる前に暖房で温めてくれたり、
夕方帰るころに冷房で冷やしてくれたり、
日中の暑い時間だけ、ペットのために一定時間冷やしてくれたり。
そんな、「かゆいところに手が届く」お話です。
プログラムタイマー付きリモコン
機種にもよりますが、エアコンのタイマーは次の2パターンが多いと思います。
①数時間後にオンにする
②数時間後にオフにする
デメリットとして、
①オン・オフを組み合わせることができない
②12時間以上の設定ができない
③1回きりで繰り返し設定ができない
経験あるかと思いますが、使い勝手はよろしくありません。
そこで登場するのが、『プログラムタイマー付き汎用リモコン』です。
何が違うのか?
プログラムタイマー付きリモコンは、いったい何が違うのか?
基本的な機能に大きな違いはありません。
唯一、決定的に違うのが『毎日同じ時間にオン・オフ設定ができる』ことです。
こちらの写真をご覧ください。
予約が『入』『切』別ボタンになっていること。
さらには『毎日』というボタンまであります。
つまり、『毎日、同じ時間にエアコンを入れて切ることができる』機能が備わっているのです。
商品パッケージにも『好きな時間に自動ON/OFF』と表記。
そうです。その機能が欲しかったのです!
対応するエアコンの機種は?
家電量販店でも売られている汎用タイプのリモコンなので、国内で販売されているほとんどのエアコンで使えるはずです。
ダイキン、パナソニックをはじめとした国内13社対応となっています。
使い勝手について
おそらく、想像している通りの使い勝手なので、全く心配ありません。
実は、唯一の欠点というか、標準リモコンと比べた時のデメリットだけお伝えしておきます。
それは、タイマー設定したリモコンを必ずエアコンに向ける必要があることです。
標準リモコンのタイマーはエアコンに向けて設定すれば、エアコン内部に記録されます。
そのため、『入』『切』の時間に、リモコンがどこにあろうと関係ありません。
それに対して汎用リモコンのタイマーは、リモコン本体で制御しています。
そのため、『入』『切』の指示はリモコンから飛ぶので、違う部屋にリモコンを置いておくとタイマーが作動しません。
ただし、リモコンとしては結構強力で、試しに反対に向けて発信部を手で塞いで操作しましたが、エアコンは見事に動きました。
おそらく、同一空間にさえあれば、それほど気にすることなくタイマー制御はできるかもしれません。
まとめ
毎日、同じ時間にエアコンをオン・オフしたい場合は、『プログラムタイマー付きリモコン』をお試しください。
私が購入したのは『ELPA RC-32AC』です。
家電量販店では、他にもプログラムタイマー付きのものがありましたが、一番スッキリしたデザインだったので決めました。
価格的にはもう少し安いものもあったのですが、おそらく機能に大きな違いはありません。
操作性や好みのデザインで選んでいいかと思います。
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