やはりタンクレスのトイレはスタイルもよく、我が家もTOTOのネオレストを採用しました。
上位機種だけに自動洗浄や自動開閉といった機能が付いていますが、使っていくことで様々なデメリットも見えてきました。
今回はトイレの自動洗浄と自動開閉のデメリットについて解説します。
特に小さなお子さんがいる家庭の場合は、知っておいて損は無いと思います。
我が家のトイレはネオレストRH
我が家のトイレはTOTOのネオレストRHです。
ネオレストはタンクレストイレの中でも上位に位置付けられる機種で、性能や機能も充実しています。
その分お値段は高くなるのですが、一番の決め手はデザイン性。
コロンとしたデザインが可愛らしく、細部もスッキリと見えるように作られています。
私としてはここまで高額なトイレを入れるつもりは無かったのですが、珍しく要望を出した妻の意見を採用しました。
カタログやショールームで見ても、断然スマートでデザイン性の高さに目を奪われます。
正直、お金さえ許されるのであれば私としてもネオレストが良いと思っていたので大変満足しています。
蓋が閉まっている姿を見ることが無い
そんなデザイン性に惚れて採用したネオレストRHですが、決定的な盲点がありました。
自動開閉機能が付いているがために、蓋のしまった状態のコロンとした姿を見ることが無いのです。
便座に関してはボタンによる開閉なのですが、トイレに入ると上蓋が自動で開きます。
終わった後も自動洗浄で蓋も勝手に締まるのです。
大変便利なのですが、トイレに入るたびに蓋が開き、出る時も蓋は開いたまま。
自動開閉機能があると、あのコロンとした姿を日常生活で見ることは無いのです。
ちなみに自動開閉機能をオフにすることもできます。
蓋を手動で開閉するようになりますが、モーターとギアの負荷を感じるので壊れないか心配になります。
子供用の補助便座と相性が悪い
自動開閉機能のデメリットがもう一点。
我が家には4歳児がいて、トイレトレーニングを始めた頃から補助便座を使用しています。
子供がまだの家庭だとイメージしにくいと思いますが、補助便座はトイレの便座に乗せるようにして使います。
これが自動開閉との相性が悪い。
子供のトイレが終わったら便座から降ろすわけですが、そうすると自動的に蓋が閉まってしまいます。
さっと補助便座を取り外せればいいのですが、なにぶん子供の事なので。
タイミングが遅れれば、補助便座に蓋が引っかかるのです。
別に引っかかっても壊れたりはしないのですが、モーターが強制的に止まるので少々心配にはなります。
結局、補助便座を使用する間は自動開閉機能をオフにすることにしました。
3歳違いの下の子もいるので、あと5年ぐらいはこの状態かと思います。
ちなみに、子供はトイレの蓋をやさしく閉めたりはしません。
毎回ギアの音が「ウィ~ン」て鳴り響きますので覚悟してください。
子供がいれば自動洗浄もオフ
子供がいれば自動洗浄もオフにすることになります。
我が家では事例が無いのが幸いですが、トイレに何か落とした時は自動的に流れてしまいます。
子供が持ち込んだおもちゃやトイレットペーパーの芯を落とした時は、躊躇せず回収する必要があります。
実際、妻がスマホを落とした時は速攻で手を突っ込んだそうです。
何か道具を取りに行こうと離れれば流れてしまうのでご注意を。
この一件以降、我が家では自動洗浄もオフにしたままです。
トイレ上の収納にも注意
トイレの上部空間はデッドスペースなので、そこに収納棚を付けることはよくあります。
我が家も目線の高さに扉付きの収納を設置しています。
実はこれも自動洗浄・自動開閉と相性が悪い。
トイレットペーパーが切れたから取り出そうとすると、すぐ下の蓋は開いたまま。
もし落としてしまった場合は、自動洗浄が動く前に手を突っ込むことになります。
わかっていれば、事前に蓋を閉めておけば大丈夫なのですが、慣れないうちは注意しましょう。
まとめ
せっかくデザイン性の高いタンクレストイレを入れても、自動開閉機能があれば蓋の開いている姿しか見ることがありません。
小さなお子さんがいる家庭では、補助便座を使用するので自動開閉はオフにする必要があります。
自動洗浄においては、物を落とした時に躊躇する時間はありません。
収納棚の位置にも注意しておきましょう。
このようにフルの機能が使えないのであれば、仕様を落としてもいいのかもしれません。
子供が育って20年後ぐらいのリフォームの時に、あらためてフルスペックのタンクレストイレを採用するのも一つの考えです。
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